はやしひろおのホームページ/散文系 BOHEMIAN SUMMER 2000 に興ず!



BOHEMIAN SUMMER 2000 に興ず!

「ちぇろ界のHikki」と呼ばれる私はやしひろおの意地にかけて、
本家Hikki、宇多田ヒカルのライブを総力レポートするのだ!



■ 事の発端は....
すでに夏バテに苦しんでいた6月末、弟から1通のメールが届く。「ぴあのホームページで宇多田ヒカル追加公演のチケットの申し込みができる。抽選だけどもし当たったらかなりの額で売れること間違いなし!?」。「かなりの額」というのにあっさり心を奪われたバカな兄は、ぴあホームページにて早速申し込み。これで大金が自分のモノと一人ほくそ笑むのであった。

■ 謎の郵便物
それから時は流れ(と言ってもたったの2週間なのだが)、チケットの申し込みをしたことなどすっからかんに忘れたまま普通の日常を送っていた7月のある日、見慣れない郵便物が届く。ぴあの封筒。中には一枚の紙切れが。なんとそれが当選の通知だったのだ。大金が自分のモノと一人ほくそ笑んだ割には送られてきたのがぺらぺらの紙切れ1枚という現実に幻滅しつつも、翌日にはファミリーマートにてチケット入手。

そして大金が自分のモノになるはずだったのだが(現にYAHOO!オークションでは2〜3万円で取り引きされていた)、いざチケットを手にしてみると他人にくれてやるのが惜しくなり、それならばと自分で行くことにしたのであった。何という変わり身の速さ。というわけで会場の千葉マリンスタジアムに単身乗り込むことになったのだ!

■ いざ、千葉マリンへ!
かくして2000年8月21日、千葉の海浜幕張駅に降り立つ自分。ここから千葉マリンまで歩いて15分ほど。ダフ屋のおやじ、Hikkiのポスターを売るおばちゃん(隣には当然のごとく倉木麻衣のポスターが!)、駅では150円だったのに千葉マリンに近づくにつれて180円、200円と値を上げていった500mlペットボトルジュースなど、数々の難敵を突破、無事たどり着いたときには日もかなり西に傾いていたのであった。

中に入ってみて圧巻。なんと総勢三万三千人。ジョニー黒木が投げる千葉ロッテマリーンズの公式戦でもこんなに入らんぞ、と千葉マリンを本拠にするプロ野球チームを気の毒に思う気持ちが煮えたぎる湯のごとく沸いてくる。そしていよいよ開演!

■ 肝心のコンサートの中身は..... そして終演
いやぁ、あたしゃ普段宇多田ヒカルの曲なんて聴かないから、内容はどうだったのか正直言ってよくわからんです。本人の曲よりも尾崎豊や山口百恵、クレヨンしんちゃんのものまねの方が印象に残っている自分。裏拍を打つ手拍子が出来ない前のおじさんや、3曲終わった時点で早くも疲れて座り込んでしまった隣の太めの兄ちゃんなど、愉快な仲間にまわりを囲まれ、非常に楽しい時を過ごしたのでした。

そして終演後にはこれでもかこれでもかと打ち上げられる大量の花火。初芝がホームラン打ってもこんなに上がらないに違いない。充実したライブとは裏腹に、どことなく淋しさを誘う花火の宴なのであった。

(2000.8.27)