はやしひろおのホームページ/散文系 バッハな旅2002/ライプツィヒ(1)


ライプツィヒ
(1)


バッハが勤めたトーマス教会


バッハが後半生を送ったライプツィヒです。バッハ好きにはたまらない場所なんでしょうねぇ、バッハ博物館の記帳簿には多くの日本語の書き込みもあって、「バッハゆかりのライプツィヒに来られて感激です」みたいな書き込みがたくさんありました。カンタータや受難曲など現在残っている声楽曲の多くはここライプツィヒで書かれたようですが、僕は声楽曲はほとんど聴かんと器楽曲メインの人なので、ライプツィヒに来たからどうこうってことはなかったですね(もぐりバッハファンです)。



バッハ博物館


バッハ博物館はトーマス教会のすぐ近く。有名なバッハ像と向かい合って建ってます。バッハ関連の展示があるわけですが、1フロア分だけ。もうちょっとボリュームがあるといいなぁなんて思うのですが。よくありがちなチェンバロとクラヴィコードとピアノの音が出る仕組みを体験できる模型(浜松の楽器博物館にも有り)でがちゃがちゃ音出して遊んでたら、係のおばちゃんがやって来てこんなのもあるよと、英語の説明が聞けるガイドホンを貸してくれた。っていうかあるなら最初から貸せよ。

そしてもう1つショッキングな出来事。1階の売店(博物館は2階)で自分へのお土産を買ったら、日本語の小冊子をくれた。ドイツ観光局が作っている、バッハの足跡を訪ねる旅行についてのガイド。日本でメジャーな「地球の歩き方」や「個人旅行」には絶対載ってない、アルンシュタットやケーテン、オールドルフ、ミュールハウゼンもしっかり載ってます(パンフだからそう詳しくはないけど)。僕がインターネットで必死に探した情報が大方わかってしまいます。ったく、そういうことは日本を出る前に教えてくれないとなぁ。



バッハ像の隣には土の山が築かれ 旧市庁舎前もこの通り


このバッハ博物館からトーマス教会、旧市庁舎にかけてがライプツィヒで1番の観光スポットだと思うのですが、工事で道幅が狭くなっちゃってゴミゴミしてました。バッハ像はトラ柵に囲まれていて近くまで行けず、旧市庁舎前にも新しくビルが建つようでその工事中でした。ちなみに上の写真でバッハ像の向こうにある建物がトーマス教会、バッハ博物館の側から撮ってます。



トーマス教会のミサに行ってきました。日曜朝9時半から。この日はオルガン、ビオラ・ダ・ガンバ、リュート、コントラバスでの演奏で、ブクステフーデのカンタータやバッハのコラール、オルガン曲が演奏されてました。柔らかい音色が教会中に広がって、いい感じでした。でも僕は教会のミサというものに初めて参加したんだけど、座ってればいいのかと思ったらみんなで急に立ち上がって賛美歌歌い出したりしてびっくりしましたよ。真面目な信仰の場なのに、こんな怪しげな仏教徒の日本人がいてはいけません。でも他にも立ち上がって決まり悪そうに賛美歌を聞いてる日本人観光客が数名いました。日本人は恐いもの知らずですね。




メンデルスゾーンハウス 弦四練習中

現在バッハはとても有名でよく聴かれていますが、メンデルスゾーンがマタイ受難曲が復活上演していなかったら状況は全然違うものになっていたのではないでしょうか。そのメンデルスゾーンが亡くなるまで住んでいた家が再現されています。ちょっとしたコンサートができるサロンのような部屋があって、そこで弦楽四重奏の練習をしていました。本番は4日後だったそうです。若い人たちでしたが、たぶんプロなんだと思います。楽器もよく鳴って音色も綺麗で、タダで聴けて得しました。もちろん部屋の中までは遠慮して入らなかったけど。でもかなりマニアックそうで全然知らない曲でした。



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