はやしひろおのホームページ/散文系 バッハな旅2002/ベルリン(1)


ベルリン
(1)


ベルリンと言えばブランデンブルク門


ベルリンはその昔軍国プロイセンの首都でした。バッハとの関係では、ヨハン・セバスティアンの息子カール・フィリップ・エマヌエルがプロイセンのフリードリヒ2世(フリードリヒ大王)に仕えており、「ベルリンのバッハ」と呼ばれています。また彼は有名なクラヴィーア奏法(要はピアノの弾き方ね)の教則本を書いており、後のモーツァルトやベートーヴェンに大きな影響を与えています。



ベルリンではホテルで部屋の鍵の開け方がわからずフロントまで引き返したなんてこともありましたがそんなことは置いといて、さすがに宰相ビスマルクまで続く軍国プロイセンのお膝元だけあって、力強さを感じさせる建造物が多い印象を受けました。中でも有名なブランデンブルク門は最近改修工事が終わったばかりということで、綺麗で迫力あってよかったですよ。またその隣では United Buddy Bears ってのがあって、それぞれ国をイメージした125体の熊の人形が円形に並んでいて、相互理解を深めよりよい共生をしていこうというコンセプトを東西分裂の象徴だったブランデンブルク門から発信するんだ、という説明書きがありました。展示は10月末まで、その後はオークションにかけてお金はユニセフに寄付されるそうです。


手回しオルガンのおじさん ずらっと並んだUnited Buddy Bears これが日本のイメージだそうです
やっぱり風なの?


それにしてもあちこちで工事やってます。東西統一の影響かもしれません。



フィルハーモニーホールのガイドツアーにも行ってきました。平日午後1時から、無料で中を案内してくれて、音響とかの話をしてくれるのです。集合場所は駐車場側の関係者立入り口。20人くらいの人が待っていましたが、中からアーノンクールが出てきて間近を通り過ぎていきました。おぉってな感じでみんなそちらを振り返ります。かなりの大男で足取りもしっかりしていて、70過ぎだというのにまだしぶとく生き長らえそうです。

肝心のガイドツアーの方は人の良さそうな女性が案内役でした。ドイツ語と英語なのでよくわかりませんでしたが、船の形をイメージしただとか、ベルリン・フィルの指揮者の歴史、そして音響面ではいすの材質や形にもこだわり、上からぶら下がっている反響板の位置はコンピュータで計算している(その時々の編成によって変えてると言っていたような気が)、録音用のマイクはいつもぶらさがったまま、なんてことを言ってました。ほとんど英語ではなくボディランゲージからの解釈です。舞台上は夜のコンサート用のセッティングがされていましたが、1人若いコントラバス奏者が練習をしていました。めちゃめちゃうまかったですよ。


ロビーには歴代指揮者のパネルが コントラバス奏者練習中(右端)



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