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    <title>私の独り言</title>
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    <title>通俗名曲</title>
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    <published>2011-12-31T15:15:28Z</published>
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        指揮者のフェレンツ・フリッチャイがスメタナのモルダウをリハーサルしている映像がある。これを僕は昔LDで出た頃に見たのだが、とても面白かった。正直これを見るまで、スメタナのモルダウなんて、通俗名曲だというだけで知っている気になっていたけど、フリッチャイのリハーサルを見て、あの部分この部分にこんな意味があったのか、といちいち目が覚める思いがした。と同時に、名曲には名曲というだけでは済まされない深みというか、奥行きがあることを思い知らされた。

最近、これと同じことをとてもよく感じる。何か聴きたいなと思って手に取るCD、DVDは、たいていが有名作曲家の有名曲。モーツァルトのピアノ協奏曲や後期の交響曲、ベートーヴェンの運命、ピアノ協奏曲やピアノ・ソナタ、シューベルトの歌曲、チャイコフスキーの後期の交響曲、ドヴォルザークの新世界より、シベリウスの１番と２番、マーラーなら聴き慣れた１番と５番、小曲ではモルダウ、ハンガリー舞曲とスラヴ舞曲、軽騎兵序曲、天国と地獄など。いわゆるクラシックを聴き始める人が最初に聴くような曲を、自分は未だに聴いている。でもこういう通俗名曲は、古典文学と同じで、長い間たくさんの人に聴かれるのに耐えてきている。こういう曲を聴くのはまったく、ローリスク・ハイリターンだ。普通の曲を普通に聴くというのは、なんと幸せで実りの多いことだろうか。

2012年が皆さまにとって実りの多い年でありますように。

        
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    <title>大震災</title>
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    <published>2011-03-18T13:39:18Z</published>
    <updated>2011-03-18T14:20:53Z</updated>
    
    <summary>東京都の石原知事が「天罰だ」と発言してその後撤回しましたが、 白状すると、僕もこ...</summary>
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        東京都の石原知事が「天罰だ」と発言してその後撤回しましたが、

白状すると、僕もこれは我々に対する天罰なんじゃないかと思っていた。

自分さえよければいい。お金さえあればいい。目先の利益だけを訴える長期的な視野の無い政治家に、大挙して投票する国民。

枝野官房長官はほとんど寝ずにがんばってるらしく、敬服するけど、その記者会見の内容が震災のどさくさにまぎれたお友達人事だったり。直接の被害を受けていない人がガソリンや食料を必要以上に買い込んでいたり。計画停電で病院の電気が止まっても、民放テレビ局はしっかり電気を使って同じようなことを放送していたり。

やりきれない気分な今日この頃。

        
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    <title>スリリングでした</title>
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    <published>2010-09-20T13:38:38Z</published>
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        前回書いてから知らないうちに1ヶ月以上たってしまって、しかも演奏会が１つ終わってしまいました。昨日は名古屋市立大学OB管弦楽団の演奏会でしたが、なんか非常にスリリングでした。大学祝典序曲はそれまでの練習ではありえない速さで始まるし、ドヴォルザーク７番４楽章の冒頭は止まるんじゃないかと思ったし。そんな緊張感がお客さんに伝わっていればいいなと思います。

今日の中日新聞の朝刊に、なぜか写真付きで記事になっていました。自分も写ってるけど、構えがかなりシュタルケルっぽい。長い間弾いていなくて弾き方を忘れてるのをチャンスだと思い、できるだけ疲れない弾き方はないかと模索中なのですが、最近読んだ「ヤーノシュ・シュタルケル自伝」、それに一時期話題になったヴィクター・セイザーのチェロ奏法を読み返したりして、自分はどうしたらいいかと考えて試してみてます。結果今回は以前に比べると残った疲れがかなり少ない気がするけど、単に以前より練習量が少ないからというだけかもしれず、まだまだ先は長いと思って地道に取り組むかと思っているところ。
        
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    <title>長らくご無沙汰しました</title>
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    <published>2010-08-09T12:37:55Z</published>
    <updated>2010-08-09T13:09:15Z</updated>
    
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        皆さま、明けましておめでとうございます。2010年最初のエントリーです。あれ、もう８月ですか。夏真っ盛りですか。そうですか。

長らくご無沙汰しました。昨年６月の双子の父親となりまして、てんやわんやの生活を送っていました。もちろんてんやわんやは現在進行形で続いておりまして、この１年で体重が５kg減りました。もともと痩せてるんで大変です。シンデレラ体重なんて余裕でクリアです。このまま痩せ続けて死んでれらにならないよう気をつけています。

そんな中、演奏会のエキストラのお話をいただきまして、右に告知してありますが２つの演奏会に出させていただくことになりました。かなり心配です。さらう時間ないです。時間は自分で作るものだというのがモットーでしたが、今の状況では作れません。いや、そんなことないはずでしょ、今日だって、こんな風にパソコンに向かっている時間があるんだから、本当は楽器と楽譜に向かっている時間のはずだったのに。

いろいろ聴いてます。やっぱり子供にはモーツァルトがいいだろうということで、ブレンデルやゼルキン、アンドレ・プレヴィンが弾くピアノ協奏曲や、シャンドル・ヴェーグ指揮のセレナードやディベルティメントを聴かせています。というより自分が聴いています。モーツァルトだけではなんなので、ラサールSQのベートーヴェン後期の弦楽四重奏曲やミケランジェリのショパンやブレンデルの弾くベートーヴェンやシューベルトのピアノ・ソナタやベートーヴェンのチェロ・ソナタだとビルスマ＆ビルソンやフルニエの３種の録音や館野泉が弾く武満徹のピアノ曲集やギトリスが弾くヴァイオリン協奏曲や、昔からの定番でムラヴィンスキー指揮のチャイコフスキー後期交響曲や、要は僕が聴きたいものを聴いています。

こうやって書くと今年に入っていろいろ聴いたなぁどれも趣深いけど、まだまだ全然たくさん聴いた気がする、全然忘れてる気がする。備忘録がてらまめに書いていかないとなぁと反省する今日この頃です。
        
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    <title>「火の鳥」</title>
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    <published>2009-12-31T12:50:32Z</published>
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        最近、ストラヴィンスキーの「火の鳥」をいくつか聴いています。ケント・ナガノ指揮のものはいつもながらの律儀な演奏で飽きがこない演奏。ラトル指揮ベルリン・フィルの何年か前のヨーロッパコンサートのものは、指揮というよりオーケストラの超絶技巧を見るべき演奏。とても速いテンポを何事もなかったかのようにこなす管楽器は圧巻で、ほんの一瞬のクヴァントくんのソロも、ほんの一瞬だけですごいとうならせる含蓄の深さ。アバド指揮の2008年ルツェルンフェスティバルのものは、超大編成のオーケストラで迫力の演奏。でも「火の鳥」よりチャイコフスキーの「テンペスト」の方が印象深い。

最近忙しくてなかなか更新できないけど、のんびりやっていきますのでどうぞよろしく。皆様よいお年を。
        
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    <title>大野和士＆リヨン歌劇場管弦楽団</title>
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    <published>2009-11-08T12:00:30Z</published>
    <updated>2009-11-08T13:57:23Z</updated>
    
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        <![CDATA[<img alt="091108.jpg" src="http://concavo-convex.com/cello/mono/img/091108.jpg" width="250" height="188" />
昨日はとても楽しみにしていた、大野和士指揮フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団の演奏会を聴きに行ってきました。前半にショーソンの交響曲、後半にドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」とストラヴィンスキーの「火の鳥」。

いくつか聴いていた録音の「一糸乱れぬ」という印象は、実演を聴いても全く変わらなかった。この人はどのオケを振っても、張り詰めた緊張感のある、一糸乱れぬ演奏になるなぁ。指揮ぶりはシンプルで明快、余計な動きはせずに拍を刻んでいく。初めて聴いたショーソンの交響曲はメリハリが効いて冗長にならず緊張感を持って聴けたし、つかみどころなく終わってしまいがちな「牧神の午後への前奏曲」も輪郭がはっきりした演奏、「火の鳥」は場面ごとの演じ分けがすごかった。オーケストラの音量も大きく、みんな一生懸命に弾いていた。割と若い人が多めではあったけど、指揮者を中心にまさに一つになった演奏だった。「火の鳥」の最後の音が消えるや否や、うめくような「ブラボー」「すごい」という声があちこちで聞こえた。本当に凄まじかった。こういう演奏会に当たると本当にうれしい。

楽団員が舞台から去った後も拍手は鳴り止まず、指揮者だけ再び舞台上に現れると一段と大きな拍手が。こういう光景はテレビでしか、ベームとかアバドとかでしか見たことなかったけど、名古屋で体験できるとは。もちろん、あまりに素晴らしい演奏には長く拍手を送っていたいというのは当然かと。]]>
        
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    <title>ベートーヴェンの７番とか</title>
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    <published>2009-09-23T12:56:06Z</published>
    <updated>2009-09-23T13:23:41Z</updated>
    
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        ばたばたしててなかなか更新できない間に、名市大OBオケの演奏会に出てきました。ベートーヴェンの７番、スメタナの「モルダウ」、レスピーギの「ローマの松」と、弾いたことのない曲ばかりだったけど、さらうのがそう大変じゃなかったので助かった感じ。特にベートーヴェンの７番は素直な譜面だなぁという印象で、さらうのは楽だったけど、その分曲としていまいち完全じゃないというか詰まってないというか、ベートーヴェン自身が８番より７番の方が聴衆の受けがいいことに意外な気持ちを持っていたというのが、弾いてみてよくわかった気がした。

でも第２楽章だけは絶品。こういう曲は淡々と、ため息混じりに世の中に対する諦めの気持ちでもって演奏したいところだったが、自分の演奏に対する諦めの気持ちになってしまいそうだった。

冗談はさておき、今回はABQのギュンター・ピヒラー氏の言葉が思い出されて仕方なかった。曰く、「一流の作曲家の曲は二流のそれよりも、少ない脚色で十分だ。」
        
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    <title>はしご</title>
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    <published>2009-07-20T12:27:47Z</published>
    <updated>2009-07-20T13:22:02Z</updated>
    
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        昨日は結婚披露宴のはしごでした。昼の部と夜の部。昼食と夕食がフルコースですよ。これを続けると間違いなくメタボになるね。

夜の部でチェロを弾いてきました。ハイドンの「ひばり」第１楽章とショスタコーヴィチのロマンス。初っ端からプロのバイオリニスト（新婦の妹）によるマジな演奏があって、それを聴いた自分と大学の時からのいつものメンバー達はビビってしまってせっかくの食事をしっかり味わう余裕もなく。でも綿密なリハーサル？のおかげといつものメンバーという気安さも手伝って、楽しく弾けました。僕以外の２人は新婦母に上手になったと褒められ、ご満悦のようでした。

さて、ショスタコーヴィチのロマンスはピアノ五重奏版の楽譜で無理矢理ピアノ四重奏で弾いたけど、U井くんの選曲。とても綺麗ないい曲で、素晴らしい選曲でした。そしてチェロは結構高い音で弾く箇所があるんだけど、これ昔だったら適当にあてずっぽで弾いてただろうなと。今は以前に比べるときちんと左手のポジションを取ろうという意識があるので、割とすんなり弾けた。誰も言ってくれないから自分で言うけど、自分は上手になった。
        
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    <title>ランチタイム名曲コンサート</title>
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    <published>2009-06-09T13:31:01Z</published>
    <updated>2009-06-09T13:59:34Z</updated>
    
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        <![CDATA[<img alt="090609.jpg" src="http://concavo-convex.com/cello/mono/img/090609.jpg" width="250" height="188" />
昨日は宗次ホールへ、長谷部一郎氏のチェロを聴きに行ってきました。お昼11:30からのランチタイム名曲コンサートで、白鳥やエレジーといった有名な曲から、プーランクの「フランス組曲」、ソリマの「アローン」といった珍しい曲まで、正味１時間のコンサート。

この宗次ホールのお昼のコンサートは初めて来たけど、すごいたくさんのお客さんでした。いつもこんなに多いのだろうか。演奏者自身による曲紹介等の話も面白く（こんな面白い人だったなんて！）、とても楽しいコンサートでした。一郎氏は左手のポジション移動がシステマティックで素晴らしく、とても参考になった。パガニーニの「モーゼの主題による変奏曲」が伸びやかで的確で、一番印象に残ったかなぁ。

サン・サーンスの白鳥はいつも思うけど、なんでこんなに有名なのだろうか？他にもたくさんいい曲はあるのに、そして弾くのは実はとても難しいのに、チェロといえば白鳥、という世の中の風潮は未だによくわからないなぁ。]]>
        
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    <title>瑞穂でACL</title>
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    <published>2009-05-06T12:42:18Z</published>
    <updated>2009-05-06T13:29:24Z</updated>
    
    <summary> 今日は降りしきる雨の中、瑞穂陸上競技場へ行ってきました。アジア・チャンピオンズ...</summary>
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        <![CDATA[<img alt="0905061.jpg" src="http://concavo-convex.com/cello/mono/img/0905061.jpg" width="250" height="188" />
<img alt="0905062.jpg" src="http://concavo-convex.com/cello/mono/img/0905062.jpg" width="250" height="188" />
今日は降りしきる雨の中、瑞穂陸上競技場へ行ってきました。アジア・チャンピオンズリーグ、vs蔚山現代。立ち上がりからプレスをかけてこない蔚山に対してボールをキープ、小川と巻のゴールでリード。その後調子の出てきた蔚山に押され気味で１点を返されるも、後半にダヴィと小川のゴールで突き放し、４－１で快勝。最近試合が立て込んでて大変だと思うんだけど、今日はどちらかというと控え組が出てそれでもしっかり勝ったし、ダヴィも早めに交代させて無理はさせない。交代枠の３人はたいていいつも使い切るし、できるだけたくさんの選手を試合で使うところが、ストイコヴィッチ監督の一番偉いところだと思うなぁ。

今年の生観戦は開幕戦に続いて２試合目で、２戦２勝。今度はいつ見に行けるかな、ちょっと難しいかな。

さて、ダヴィと交代で入ったのが玉田。今日は朝の「どですか」で玉田の特集っぽいことやってて、「ご覧のチャンネルで生放送！」みたいな流れでやってたわけですが、いきなりスタメン外れてて、途中からでも出てきてよかったなぁと人事ながら一安心。

そして今日の主審はあまりに意味不明。杉本に意味不明なイエローカード出してストイコヴィッチ監督が切れてたけど、それより玉田が思い切り足つかまれて倒されてるのに「続けて続けて！」みたいなファールを流すゼスチャーしてて、それが僕の見てる真ん前だったからはっきり見えて、周りのお客さん共々爆笑。怪我から復帰の玉田、「どですか」で特集された玉田の最大の見せ場がそんなでは、いくらなんでもかわいそすぎる。]]>
        
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    <title>モーツァルティアーデ</title>
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    <published>2009-04-28T14:04:38Z</published>
    <updated>2009-04-28T14:45:46Z</updated>
    
    <summary>昨日は「モーツァルティアーデ」と題された酒井淳氏のクラシカルチェロ・リサイタルを...</summary>
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        昨日は「モーツァルティアーデ」と題された酒井淳氏のクラシカルチェロ・リサイタルを聴きに、電気文化会館ザ・コンサートホールへ行ってきました。モーツァルトの四男、フランツ・ザビエル・モーツァルトの「グランド・ソナタ　ホ短調」を中心にすえ、これとダンツィの「ドン・ジョヴァンニの主題と変奏」をモーツァルトの２曲の幻想曲ハ短調とニ短調ではさみ、さらにこれらをベートーヴェンの２曲の「魔笛の主題による変奏曲」ではさむ、という手の込んだプログラム。チェロにはガット弦を張り、ピアノはアントン・ワルターのフォルテピアノのコピーと、楽器にもこだわってます。

クラシカルチェロは、思ったより音が通って、わりと後ろの方の席で聴いていたのだけれど全然距離を感じなかった。ピアノとの音量のバランスもいいし、何より低弦の、コントラバスとの相の子のような深い響きがいい。スチール弦ではああいう音が出ないのです。酒井氏の演奏は何年か前にバッハの無伴奏を聴いたのが最後かなぁ、その時よりとても味のある演奏で、とてもよかった。珍しい曲を聴ける楽しさと演奏者の深化を感じる楽しさと、両方楽しめてとてもよかった。

さて、初めて聴くフランツ・ザビエルの「グランド・ソナタ」ですが、沈鬱な第２楽章と快活な第３楽章は興味深く聴いたけど、第１楽章はちょっと冗長に感じた。メンデルスゾーンがチェロソナタ第１番を書いた時に影響を受けたそうだけど、メンデルスゾーンの方がはるかに完成された立派な曲に思える。アンコールでウォルフガング・アマデウスの未完の「アンダンティーノ」を弾いてくれて、これも僕は存在は知っていたけど聴くのは初めてだったんだけど、簡潔な曲ながら不思議と詩情があるような気がするんだなぁ。息子の曲より断然印象深く感じた。アマデウスの曲だと知らされて聴いたからかしらん。
        
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    <title>再び</title>
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    <published>2009-04-15T13:35:44Z</published>
    <updated>2009-04-15T13:48:14Z</updated>
    
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        <![CDATA[今日の昼に久しぶりに上前津の中華料理屋（ここのこと書くのは初めてだな）へ行ったら、めちゃめちゃ忙しいのに「はやしくん」とかマスターが話しかけてきました。「昨日弟がきたよー。坦々麺のレシピ聞いたんだよ、来週から出すから」とか言ってました。

お、<a href="http://concavo-convex.com/cello/mono/2007/05/post_57.html">亀山</a>まで行かなくてもまたあの味を味わえるのかと、ちょっと楽しみ。その昔御器所へ通った方は、今度は上前津に通ってください。]]>
        
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    <title>不況以外にも</title>
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    <published>2009-04-06T13:50:17Z</published>
    <updated>2009-04-06T12:41:13Z</updated>
    
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        <![CDATA[何日か前の朝のニュースで、クラシック音楽業界に不況が直撃している、というのがやってました。先日の新聞の記事と内容はかぶるんだけど、この朝のニュースでは海外オーケストラの来日中止の他、日本のオーケストラの苦しい台所事情も話題になっていました。不況でチケットが売れず、企業からの支援金も減っているとのこと。

どうなんだろうか？最近はDVDも安くなったし、YouTubeもある。ベルリン・フィルは<a href="http://dch.berliner-philharmoniker.de/#/en/" TARGET="_blank">ネット上での定期演奏会配信を始めた</a>（ラトル指揮のブラームス２番４楽章が試視聴できます）けど、世界最高のオーケストラのリアルタイムの演奏を世界のどこにいても見て聴くことができる。恐ろしい世の中だ。わざわざチケット買って足を運んでその辺のオーケストラを聴きに行くなんて、そんな機会が減るのは間違いないんじゃないかなと。チケット売れないのは単に不況だからだけではなく、他の要因もおおいにあるような気がする。

でもそんなこと言ってても仕方ないし、もともと生演奏には臨場感という大きな強みがあるわけで、企画に独自色を出して、また聴きたいなぁと思わせる演奏をしていれば、チケットはきっと売れると、そんなふうに前向きに考えてもらって面白い演奏会をどんどん提示してもらいたいなぁと感じる今日この頃。]]>
        
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    <title>OEK</title>
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    <published>2009-03-20T12:12:03Z</published>
    <updated>2009-03-20T12:34:53Z</updated>
    
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        先週の水曜日なので1週間以上経ってしまったけど、オーケストラ・アンサンブル金沢の名古屋公演を聴きに行ってきました。ハイドンの「軍隊」、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第１番、そして休憩後にビゼーの「アルルの女」。指揮は井上道義。

ハイドンの1楽章が終わったところで、名古屋公演30回を記念して井上氏の簡単なごあいさつ。そのハイドンはなんか音が散ってしまって、芯がないような感じがして聴いてて消化不良だった。しかしブルッフでは俄然調子が出てくる。調子付けたのは一昨年のチャイコフスキーコンクールで優勝した神尾真由子。まだ20歳そこそこなのにすごい存在感で、強靭な音色でガンガン弾く。ブルッフのコンチェルトなんて、って昔は軽いちょっとした曲くらいにしか思ってなかったけど、いろいろ聴いて、最近はとてもいい曲だなぁと思っていたところ。この日の演奏も曲の素晴らしさを堪能できた。特に第１楽章はゾクゾクするね。でも第２楽章は退屈で第３楽章はいまいちだった。アンコールはパガニーニのカプリース第９番。

後半の「アルルの女」は、こういう劇音楽は井上氏は得意というかかなり好きみたいで、堂に入った演奏。しっかり楽しみました。
        
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    <title>「音楽事務所破産の舞台裏」</title>
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    <published>2009-03-16T13:12:22Z</published>
    <updated>2009-03-16T13:41:13Z</updated>
    
    <summary>今日の中日新聞夕刊に「音楽事務所破産の舞台裏」という記事があった。海外からの招聘...</summary>
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        今日の中日新聞夕刊に「音楽事務所破産の舞台裏」という記事があった。海外からの招聘は、もともと都心の公演は赤字で、その分を地方の公演で穴埋めしている、という話を聞いたことがあったけど、この不況による財政難で地方が公演を買わず、都心の公演のチケットの売れ行きも当然良くない。それで招聘した音楽事務所が破産してしまったり公演が中止になってしまったりするケースもあるとか。

こういうのを見ると、芸術は立派なものかもしれないけど結局はビジネスとして成り立たないといけないし、難しいなぁと思う。ベルリン・フィルやウィーン・フィルのチケットはとんでもなく高くてもすぐに売り切れちゃうのに、アルバン・ベルクQのさよなら公演では空席が結構あったりするのを経験していると、いったい我々は何を基準にチケット買っているのか、と思ってしまう。

そのチケットだって、果たして買っているのか。裏で安く出回ったりしてるらしいからね。そういう僕も都響はどうしても聴きたかったから自分で買ったけど、読売日響はどちらでもいいなぁと思ってて、知人から譲ってもらえたから聴きに行った。本当に聴きたい人はお金出して買って、どちらでもいい人はタダで譲ってもらう。何か矛盾してるよね。

楽譜なんかについても思うけど、コピーで済ますと出版社が儲からないから次の楽譜を出版するお金が準備できなくて、世の中に出回る楽譜が少なくなって、結局コピー使ってると自分の首を絞めるかも、という罠。やっぱりちゃんとしたものにはしっかりお金を払わないといけないなぁと思う。タダでもらったものは自分の身につかないんだと言い聞かせながら。

先週の水曜日は、お金出してチケットを買ったアンサンブル金沢の演奏会を聴きに行ったんだった。どうしても聴きたかったので。その話はまた後日。
        
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