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2009年11月08日
大野和士&リヨン歌劇場管弦楽団

昨日はとても楽しみにしていた、大野和士指揮フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団の演奏会を聴きに行ってきました。前半にショーソンの交響曲、後半にドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」とストラヴィンスキーの「火の鳥」。
いくつか聴いていた録音の「一糸乱れぬ」という印象は、実演を聴いても全く変わらなかった。この人はどのオケを振っても、張り詰めた緊張感のある、一糸乱れぬ演奏になるなぁ。指揮ぶりはシンプルで明快、余計な動きはせずに拍を刻んでいく。初めて聴いたショーソンの交響曲はメリハリが効いて冗長にならず緊張感を持って聴けたし、つかみどころなく終わってしまいがちな「牧神の午後への前奏曲」も輪郭がはっきりした演奏、「火の鳥」は場面ごとの演じ分けがすごかった。オーケストラの音量も大きく、みんな一生懸命に弾いていた。割と若い人が多めではあったけど、指揮者を中心にまさに一つになった演奏だった。「火の鳥」の最後の音が消えるや否や、うめくような「ブラボー」「すごい」という声があちこちで聞こえた。本当に凄まじかった。こういう演奏会に当たると本当にうれしい。
楽団員が舞台から去った後も拍手は鳴り止まず、指揮者だけ再び舞台上に現れると一段と大きな拍手が。こういう光景はテレビでしか、ベームとかアバドとかでしか見たことなかったけど、名古屋で体験できるとは。もちろん、あまりに素晴らしい演奏には長く拍手を送っていたいというのは当然かと。
