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グスターボ・ドゥダメル
グスターボ・ドゥダメル指揮の演奏会をテレビで見ました。ベネズエラのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラを指揮した来日公演ではラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲とチャイコフスキーの5番、ベルリン・フィルを指揮したワルトビューネ・コンサートでは南米系の曲をいくつか。
何ヶ月か前にFMでドゥダメル指揮の演奏ばかり何時間か放送してたことがあって、ベートーヴェンやらコダーイやらストラヴィンスキーやらショスタコーヴィチやら、ほんとにいろんな時代の曲を指揮してて、若いのにすごい人がいるもんだと思ったけど、印象はその時と同じかなぁ。リズムのはっきりした曲が得意というか大好きみたいで、ゆっくりの部分を本当にじっくりと演奏するので、速い部分が余計に際立つ感じ。ベネズエラのユース・オーケストラは確か国を挙げてのプロジェクトで噂には聞いてたけど、人数も多いしとても上手で迫力あるし、映像からも真剣さが伝わってきてとてもよかった。いろいろなそっくりさんもいて、コンマスの子はかなり丸いディカプリオ、ホルンの子は浦和の三都主(あれもう浦和じゃないんだっけ)、ヴィオラのトップは顔からして楽器上手そうな、ヴェンゲーロフを小太りにした感じの子だった。チャイコフスキー終わった後は客席ほぼスタンディングオベーションで、生で聴いたら相当すごかったんだろうと思ったけど、アンコールのウェストサイドストーリーの「マンボ」と、あと1曲なんだっけ、では、舞台の上だけはしゃぎ回っていてまったく興ざめ。
後半はベルリン・フィルだったけど、番組の構成として問題があるような気がしてしまって、というのはせっかくのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラの素晴らしい好演も、ベルリン・フィルと比べるとまったく見劣りがしてしまったから。放送の順序が逆じゃなかっただけ良かったか。しかしあんなに完璧に弾いているのに一体何が違うんだろうか。何が違うかわからないけど全然違うんだなぁ。
ベルリン・フィルの演奏、自分的にはヴィラ・ロボスのブラジル風バッハ第5番が取り上げられていたのが吉。いつもは指揮者なしで演奏する有名な「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」が、ドゥダメルの指揮で、しかも8人で弾く。もともと8人で弾く曲なのね。首席のゲオルグ・ファウスト氏の無理のない自然な演奏ぶりと強靭な音に感嘆せざるをえなかったけど、それよりうまいなぁと思ったのはソプラノ。この曲そういろいろ聴いたことはないけど、このアナ・マリア・マルティネスって人は断然すごかった。
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