« 2009年01月 | メイン | 2009年03月 »

2009年02月22日

グスターボ・ドゥダメル

グスターボ・ドゥダメル指揮の演奏会をテレビで見ました。ベネズエラのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラを指揮した来日公演ではラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲とチャイコフスキーの5番、ベルリン・フィルを指揮したワルトビューネ・コンサートでは南米系の曲をいくつか。

何ヶ月か前にFMでドゥダメル指揮の演奏ばかり何時間か放送してたことがあって、ベートーヴェンやらコダーイやらストラヴィンスキーやらショスタコーヴィチやら、ほんとにいろんな時代の曲を指揮してて、若いのにすごい人がいるもんだと思ったけど、印象はその時と同じかなぁ。リズムのはっきりした曲が得意というか大好きみたいで、ゆっくりの部分を本当にじっくりと演奏するので、速い部分が余計に際立つ感じ。ベネズエラのユース・オーケストラは確か国を挙げてのプロジェクトで噂には聞いてたけど、人数も多いしとても上手で迫力あるし、映像からも真剣さが伝わってきてとてもよかった。いろいろなそっくりさんもいて、コンマスの子はかなり丸いディカプリオ、ホルンの子は浦和の三都主(あれもう浦和じゃないんだっけ)、ヴィオラのトップは顔からして楽器上手そうな、ヴェンゲーロフを小太りにした感じの子だった。チャイコフスキー終わった後は客席ほぼスタンディングオベーションで、生で聴いたら相当すごかったんだろうと思ったけど、アンコールのウェストサイドストーリーの「マンボ」と、あと1曲なんだっけ、では、舞台の上だけはしゃぎ回っていてまったく興ざめ。

後半はベルリン・フィルだったけど、番組の構成として問題があるような気がしてしまって、というのはせっかくのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラの素晴らしい好演も、ベルリン・フィルと比べるとまったく見劣りがしてしまったから。放送の順序が逆じゃなかっただけ良かったか。しかしあんなに完璧に弾いているのに一体何が違うんだろうか。何が違うかわからないけど全然違うんだなぁ。

ベルリン・フィルの演奏、自分的にはヴィラ・ロボスのブラジル風バッハ第5番が取り上げられていたのが吉。いつもは指揮者なしで演奏する有名な「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」が、ドゥダメルの指揮で、しかも8人で弾く。もともと8人で弾く曲なのね。首席のゲオルグ・ファウスト氏の無理のない自然な演奏ぶりと強靭な音に感嘆せざるをえなかったけど、それよりうまいなぁと思ったのはソプラノ。この曲そういろいろ聴いたことはないけど、このアナ・マリア・マルティネスって人は断然すごかった。

トラックバック (0)



2009年02月17日

すべてはつながっている

090217.jpg
何とはなしに、クレーメル独奏のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を久しぶりに聴いてみたら、有名なシュニトケのカデンツァに、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲の節が入っているのに気がついた。今まではブラームスの協奏曲のフレーズしかわからなかったんで、おおっショスタコだ、みたいな感じでちょっとうれしかった。まだまだ僕が気がつかないだけでいろいろ手の込んだことになってるんだろうけど、おいおいわかってくるだろうか。

しかし、ベートーヴェンの協奏曲に、ブラームスやショスタコーヴィチみたいな、まったく後の時代の人の曲を引用するってのが面白いなぁと。すべてはつながっている、ってことかしらん。

そして今日行った病院の待合室で、幼稚園くらいの女の子が歌っていたのを思い出した。「もしもしかめよ、かめさんよ、おまえのあたまはどこにある~」「あったまだせ、あったまだせ、あたま~だせ~」...なんか、まったく違う曲がつながっている。すべてはつながっている、ってことかしらん。

トラックバック (0)



2009年02月15日

ハイドンのピアノ・ソナタ

今年はハイドンの没後200年。これに備えてGetしたのがアルフレート・ブレンデルによるハイドンのピアノ・ソナタ集。
090215.jpg
この4枚組のCD、2枚目以降が断然面白い。ハイドンの音楽って作りがシンプルだけどすべてが過不足なく詰め込まれている感じがする。うれしさとか悲しさとかユーモアとか。そしてそれらの感情が、ちょっと距離を置いて表現されてるのが、聴いてて面白いというか、飽きがこないというか。これがベートーヴェンとかブラームスとかになるとこてこてに直接的に感情移入されたりして、こちらの気分によってはちょっと敬遠したいなぁという場合もあるけど。ハイドンはすべてをシンプルな音と作りで表現してる。日本語で音楽って、音を楽しむって書くけど、ハイドンの音楽ほどこの言葉にぴったりな音楽はないと思う。

そして、演奏するのが理知的で皮肉やユーモアも持ち合わせているブレンデルだから、悪いわけがない。今自分が持っているCDで、どれか1枚だけ選んであとは手放さないといけないと言われれば、これまでは何度聴いても絶対飽きないグレン・グールド演奏のゴールドベルク変奏曲(新しい録音の方)だったけど、このブレンデルのハイドンはそれに匹敵するくらいだなぁ。でもこちらは4枚組だからちょっと反則だけど。

1枚目だけはなぜか、あんまり面白くない。曲のせいなのか、一番録音が古いので演奏者の中でまだこなれてなかったのか。

トラックバック (0)



2009年02月11日

厳しい世の中

今日は高浜へ行ったので、衣浦観音を見て、
0902111.jpg
周りにあるお寺や神社を少し歩いてみました。


0902112.jpg
0902113.jpg
警察に頼る神。


0902114.jpg
0902115.jpg
厳しい神。


ちょっと冷えてきたからトイレ貸してください。
0902116.jpg
0902117.jpg
そんな殺生な。

トラックバック (0)