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10年がかりで最後まで


マイペースでのんびりと取り組んでいたポッパーの練習曲ですが、ようやく!全40曲、最後まで行きました。一応さらい始めた日にちを楽譜にメモってたんだけど、1曲目を始めたのが'99年1月。前世紀ですか。足かけ10年ですか。途中で挫折したり他の曲に目移りしたりして長い中断が何度もあったりして。パラパラと前の方をめくってみると、9番とか13番とかが一番しんどかったかなぁ。23番から26、27番のあたりなんか、こんな曲やったっけ?みたいな、全然記憶にないのに日付だけしっかりメモされてたりする。誰が書いたんだろこのメモ。
この10年の間に時代は変わった。僕が使ってた楽譜はインターナショナル社ので、昔はこれしかなかったけど、今はその他に2種類の版が出てる。そして今では全曲のCDが出ていたりする。楽譜読むのが大変だったから、CDの登場は画期的。Martin Rummelって人の演奏で、下手ではないがそう上手くもない。僕はアマチュアなので安気に言うけど、プロならこれくらいは最低ラインじゃないかと思う。何曲かはシュタルケルのトンデモ演奏があるけど、こっちはあまりにトンデモすぎてむしろ参考にならない。
そして、全40曲制覇したとは言っても、全然達成感がないのは、とりあえず最後まで行ったというだけで、形になったとはとても言えないから。死ぬまでにあと何回か、最初からさらい直さないといけないんだろうなぁと、終わったとたんに憂鬱な気分になっているところ。
しかしこの練習曲は効く。それなりに取り組むだけでも、自分が上手くなるのが実感できる。僕はこういう練習曲の存在を教えてくれる人が周りにいなかったからいかんけど、もっと若い時というか子供の時に、練習曲の必要性を教えてくれる人がいれば、今こんなに苦労しなくて済んだのになぁとは常々思ってきた。もちろん、小さい頃からこんなのでみっちり練習させられてたら、楽器弾くこと自体がイヤになってたかもしれないけど。
これを読んだあなたはもう練習曲の存在を知ってしまったので、知らなかったとは言わせないから、上手くなりたかったらポッパーの練習曲を10年かけてさらって下さい。
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