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2008年03月10日

コリヤ・ブラッハー

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昨日はヴァイオリンのコリヤ・ブラッハーのリサイタルを聴きに、しらかわホールへ行ってきました。しらかわホールの「11AM」という、昔やってた卑猥な深夜番組からパクったのかと思わせる名前のコンサートシリーズの1つ。

曲は、バッハの無伴奏パルティータ第2番、フランクのソナタ、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」という、これでもかと通俗名曲を並べたプログラム。バッハは最初あまり気が乗らない感じだったけど、徐々にペースを上げていき、終曲の有名なシャコンヌは充実した圧巻の演奏。バッハのこの曲はすごいね、弾いてる方も聴いてる方もどんどん曲に引き込まれていき、早速ブラボーの声もかかる。続くフランクのソナタからはピアノの若林顕との共演、バッハとは打って変わって、1楽章冒頭をすごいビブラートをこれでもかとかけて始め、ピアノともども情感たっぷりの演奏。休憩後の「クロイツェル・ソナタ」も堂に入った立派な演奏で、しっかり堪能しました。こういうあまりに有名な曲を、充実して聴かせるのが真の実力者ですね。

客席はほぼ満席で、こんな通好みのリサイタルにこんなに入るんだなぁとちょっと意外だったんだけど、どうもブラザーが協賛に入ってたらしくて、会社の付き合いみたいな風貌の人もいた。それでも名フィルの時とは違い、客席も演奏に集中している雰囲気があった。僕みたいにもともと好きな人が多かったんだろうけど、いい演奏をすれば泣く子も黙る。あの演奏なら泣く子も黙る。

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