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2008年01月13日

プフィッツナーのヴァイオリン協奏曲

たまにN響アワーを見るんだけど、今日はウィーン・フィルのコンサートマスター、ライナー・キュッヒルを迎えてのプフィッツナーのヴァイオリン協奏曲。プフィッツナーの曲ってブゾーニとかレーガーと同じでどうも僕にはとりとめなく聴こえてしまうなぁ。しかしウィーンゆかりの作曲家ということで、キュッヒルの演奏には熱が入る。だんだん顔が紅潮してきた。と思ったら、おでこを通り越して頭のてっぺんまで紅潮してきた。

というかこのキュッヒルさん、今何歳か知らないけど、だいぶ若い頃から天下のウィーン・フィルのコンマスをやってたはずだけど、そういう若くして頂点を極めた人でも、今聴くと昔より断然上手くなってるのね。なんか昔のキュッヒルってひたすら攻撃的で雑な演奏をするって印象があったけど、今日のプフィッツナーは全然そんなことなくて細部まで神経行き届いてる感じだった。それでいてアグレッシブなところでは積極的に攻める。そして弓は元から先まで余さず使い切るので見た目にも豪快。聴き応え十分でした。

指揮は下野竜也。有名な人だけどN響初登場なんだって。指揮姿は初めてみたけど、小澤征爾そっくりだね。小澤を小太りにしてコミカルにした感じ。プフィッツナーの後に演奏されたリヒャルト・シュトラウスの「死と変容」のとても立派な演奏とコミカルな指揮ぶりにギャップを感じてしまう自分は性悪。それにしても、やっぱり日本の指揮者って誰しも小澤征爾の影響からは逃れられないんだなぁと思った。それだけ小澤の存在は大きい、さすが世界のオザワ、ってことでしょうか。

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