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2007年09月06日

「続・クラシック音楽と本さえあれば」

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遅ればせながら、考える人2007年夏号「続・クラシック音楽と本さえあれば」を読んでいるところ。表紙でビルスマが5弦のチェロ・ピッコロを構える。ページをめくるとビルスマの自宅の雰囲気がうかがい知れて興味深いけど、自然が多くてゆったりした雰囲気で、そしてたくさんの本と楽譜!それに写真にうつるビルスマの表情が、穏やかないい表情をしてるんですね。あの落ち着きのない演奏姿しか知らなかったから、ちょっと意外というかギャップがあった。

この本ではさかんに演奏家と時代背景との関係を探る。ビルスマやアーノンクールなどの、古楽器演奏に早くから取り組み世間に広げた人たちの世代は、ちょうど幼少期を第二次大戦の最中に過ごしているわけです。この多感な時期に戦火を経験したことによって、時代に対する警戒感が培われて、それがそれまでの慣習にとらわれない古楽演奏に精力的に取り組むモチベーションになったと。メンデルスゾーンを中心とした、当時忘れ去られていたバッハの復活活動の背後にも、多分に政治的背景があったのではないかと。

あとは吉田秀和とかバーンスタインとかグールドとか、音楽と関係ないけどユニクロのUT STOREとか。内田光子のインタビューがとても面白かった2年前の「クラシック音楽と本さえあれば」と比べると、表紙の紙質がよくなくなって経費削減って感じ。

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