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名フィル
土曜日に名フィルの演奏会を聴きに行ってきました。ヤコフ・クライツベルク(いつもながら指揮者はいいのを連れてくる)の指揮で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番と、ショスタコーヴィチの「1905年」というタイトルのついた交響曲第11番。ピアノはキリル・ゲルシテインという若い人でした。
名フィルを聴くのはいつぶりか忘れたけど、この日の演奏はとても良かった。やっぱりショスタコーヴィチの曲はインパクトが強くて聴き栄えがするというのと、指揮者が相当厳しく練習をしたらしいってもあるだろうけど、正直驚いた(演奏後のとんでもないフライングブラボーと解説にもなかなか驚いたけど。残念ながら聴き手のレベルは低かった)。団塊世代の退職と若い人の補充で、人が順番に入れ替わっているみたいで、ひょっとしたらここ最近で劇的にいい演奏をするようになっているのかもしれない。ルドルフ・バルシャイが来てショスタコの4番を振ったのはせいぜいまだ3、4年前だと思うけど、その頃に比べると隔世の感すらある。
以前はあまりに下手で何ともならなかったけど、いい指揮者連れてくるなぁ面白いプログラミングするなぁと思い始めてから何年も経って、ようやく音楽としてどうこう言えるレベルまで来た。もちろん、ここからの方が道は長い。がんばってください。
この週末は他にも、本番が来週に迫った友弦合奏団の練習もあった。あまりに音程が定まらなくてかなり焦っているところ。道具に頼るべく弦を新品に張り替えたところ。弦が新しくなると響きも変わるね。
カゴメの株主総会2007
今日はカゴメの株主総会へ行ってきた。去年に比べるとだいぶ緊張感が違った気がする。去年は売り出したばかりのラブレが絶好調で先行き明るい雰囲気が漂っていたけれど、今年は業績は相変わらず良くても巷で話題のM&Aをやはり相当気にしているようで、さかんに「強い会社になる」ということを言っていた。あれだけ個人株主を増やすと言っていたくせに手の平返したように1割も増資してアサヒビールにあてがっちゃって、既存株主のことを考えてるのかと不満たらたらだったんだけど、まぁ実際配当も落ちてなければ株価も落ちてない。そうこちらから言うことはないよなぁ。
去年も話題になっていた棚卸資産の廃棄損は、減るどころか2倍に増加していた。言われるまで気がつかなかった(怠慢株主)。捨てるくらいなら株主に分けて欲しい。
なくなった懇親会のことを言っている人もいたけど、「皆さんのマナーが悪くて」と言われればきっとそうだったのだろう。一度も参加することなくなくなってしまった懇親会。残念だけど、結局個人株主は自分も含めて、懇親会とか優待とかおみやげを期待しているだけの人が多いので、軽視されても仕方ないと自虐的に納得。
会場は去年の厚生年金会館から白鳥のセンチュリーホールへ変更。ここはすごく久しぶりに入ったけれどとても広い。でもうちから往復で800円。おみやげで野菜生活を5本もらったけど元は取れなかった。という感想を持つのが個人株主の実態。ったく、一生懸命働いている社員の方々に申し訳ない。
シュタルケルのコダーイ

有名なヤーノシュ・シュタルケルによるコダーイの無伴奏チェロソナタ、最近CDで手に入らなくなっていたと思うんだけど新たに発売されたので早速聴いてみた。有名な1950年の録音。この演奏かなり久しぶりに聴いたんだけど、やっぱりというか、トンデモなくすごいです。今はみんな上手くなってこの曲のCDもいろいろな人の演奏で聴くことができるけど、そうなってますますシュタルケルのすごさが際立つ感じ。発売された当時は「松ヤニの飛び散る音が聞こえる」と形容されたそうですが、そんなわけないやんなんて情緒のないことを言わないでください。ほんとに聞こえます。
このCDにはシュタルケルのこの曲の1回目の録音とされる1948年の録音も収録されていて、1枚でコダーイの無伴奏が2回聴けるしくみ。1948年でシュタルケル24歳なんだって。そんな年でこの曲が弾けてしまうのかね。ただ録音が悪く演奏自体も不安定。1950年の録音には遠く及ばない感じだけど、たった2年でそこまで改善してくるか。でも1950年でもシュタルケルは26歳なんだよな。やっぱりいつの時代でも上手い人は最初から上手いんだなぁ。でも20代半ばにしてこの頭のはげ具合はちょっとなぁ。
