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オシム語録@2-0イエメン
今日の演奏の話はまた後日ゆっくりと、ということにして、2日前のオシムジャパンvsイエメン、2-0で勝利ということで、引いた相手にとりあえずは結果を出したので文句はないでしょう。オシムは随分不満げだったけど、前任者の時と比べて圧倒的に動くようになって見ていてワクワクするし、点が入りそうな予感もある。今後も期待したいですね。
そして試合後の会見で面白かったのはこれ。
――エレガントと効率性は両立しないということだが、エレガントなプレーをする日本の選手についてはどう考えるか?意味は分かる。あまりにもエレガントなプレーヤーは難しいかもしれない。普通に美しいプレーヤーはどうか? 格好いいかもしれない。美しいプレーをして、その結果はどうなるか? その結果を考慮したい。美のために死を選ぶという選択はある。だが、死んだ者はサッカーができない。美しさを追求して死ぬのは自由だが、そうなるともうサッカーではない。現代サッカーのトレンドはそうではない。今はどんなに美しいプレーをしたかではなく、何勝したか、それが求められる。残念ながら。
結果が求められる人は気の毒だ。これが音楽なら、コンクールにでも出ない限り、美しさを追求すればいいわけで勝ち負けはないから気楽なもの。しかし音楽では美しさとはイコール結果か。結果を求めることには変わりない。そして結果を求めるための手段としては、一般には美しさとは対極にあるとされるテクニック。すなわち美しさを求めるなら、退屈なテクニックの練習こそが必然。美しさを求めるためにはテクニックを求めないといけないのだが、だんだんテクニックを求めることだけに意識が行ってしまって、当初の美しさを求めることは忘れてしまう。そしてテクニックだけ達者で美しくない演奏をする人もできてしまう。でもテクニック自体が美しい人もいる。何がよくて何が悪いのか、なかなか難しい。
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