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奏法改造
楽器を弾くことは身体に悪いことで、肩やら腕やら指やらを壊す人も多い。まぁ僕のようなアマチュアなら体が何ともならなくなったらやめちゃえばいいだけなんだけど、これがプロだと生活がかかってくるわけだし、特にハードワークなオーケストラ奏者だったりするととても大変。整体行ったりエクササイズしたりは必須なんだと思う。
チェロに関しては、何年か前に「身体にやさしいチェロ奏法」(だったかな?)なんて本も出て、日本語版を購入してしっかり読みました。それだけ需要もあるってことなんだろうけど。僕も例に漏れず、もうかなり昔から右肩というか背中に故障持ち。学生の頃は演奏会の時に背中にでかい湿布を貼っていてU井くんにあきれられていたことがあったっけ。その後いろいろ試して革新的に良かったのはロイヒつぼ膏。ファイテンのネックレスやリストバンドやローションも劇的だった。今でもしっかり使用してるんだけど、さすがに何年も同じことやってると今までは何ともなく我慢してた軽い痛みでも楽器弾くのが嫌になってしまうようになって、まぁ完全にやめちゃうのも手なんだけど、とりあえず最後の悪あがきでもしてみようかと、痛みの出ない弾き方を自分なりに模索しているところ。こないだまで1ヶ月半くらい楽器を弾かなかったおかげで楽器の弾き方をちょっと忘れている今が弾き方を変えるチャンス。
でも楽な弾き方が一概にいいとは言えない。先日生で見たN響の藤森さん、あの弾き方は明らかに何かしら身体を壊した結果行き着いたリラックスした奏法だと僕には見えたんだけど、そういう楽な奏法だと演奏自体も楽な、軽くて訴えるもののない演奏になってしまう危険があるわけで。自分の楽しみで弾いてるだけならそれでも構わないのかもしれないけど、僕は嫌だな、それだったらやめちゃった方がいい。僕には楽しみで弾くという感覚はあまりないからなぁ、あまりに下手な自分の演奏と向き合うよりはお気に入りのプロの人のCD聴いたりDVD見たりしてた方がよっぽど楽しい、自分は苦労せずに苦労した人の名人芸のおすそ分けを頂けるわけだから、ストイコビッチやジダンのプレーを見てあまりの華麗さにため息をつく、あの感覚。
まぁそれはともかく、今のところは以前よりは長時間弾いても多少いいような気がする。単に最近導入されたファイテンのTシャツのせいかもしれないけど。
ジャン・ギアン・ケラスが弾いたドヴォルザークのチェロ協奏曲のCDを聴いているけど、力まない伸びやかな演奏が他のチェリストとは一線を画していて素晴らしい。この人はそう大柄でもないし細身だし、この人の弾き方は自分の参考になるのではないかと思っているところ。
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