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■ 2002.12.15(SUN) at 名古屋市東文化小劇場 名古屋大学医学部室内合奏団 第21回定期演奏会 モーツァルト/セレナータ・ノットゥルナ バッハ/ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049 レオポルド・モーツァルト/おもちゃのシンフォニー レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 |
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総じて悪い演奏ではなかったけど、終始落ち着きに欠けてました。縦が合わないのをテンポを上げることによって目立たなくする不誠実な解決策で(まぁ僕もよく使う手だから人のこと言えないんだけど)、お客さんが真剣に聴いてくれていただけに残念でしたね。レスピーギのパッサカリアなんて速すぎて逆に面白くてよかったけど、ブランデンブルクの2楽章はいったいどういう音をイメージして弾いていたのか、ちょっと苦言を呈さずにはいられません。あれじゃ両端楽章と何ら変化がないですよ、そんな攻撃的な曲じゃないはずです。何でもかんでも一気呵成に弾ききるのでなく、曲想の変化をもっと強調しないと聴いてる方はだんだん飽きてきますので、来年はその辺のところをもっと気をつけて下さい。 と1人くらいきついこと言う人がいないといけないので厳しく書いたけど、休憩時間中の演奏も含め、他の多くのアマチュアオーケストラが自分たちの内部にしか目を向けていない閉鎖的な演奏に終始している中、外へ向かって発散する雰囲気が感じられたのはよかったかなと思います。 |
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■ 2002.12.7(SAT) at 愛知県芸術劇場コンサートホール 名古屋市立大学管弦楽団 第47回演奏会 シューベルト/「ロザムンデ」序曲D.797 チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」 ブラームス/交響曲第4番 ホ短調Op.98 指揮:北原幸男 |
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いつも妙に居心地がいい名市大オケです。オープニングのロザムンデは降り番だったので練習をちょこっと聴いただけですけど、いい感じにまとまっててよかったと思います。でも曲自体がいまいち冗長な感じでしたね。サブのロメジュリも悪くはないんだけど、何と言うか全員が一体となっての炸裂感があるといいとは思うんですけどねー。練習の時の丁寧な音楽作り(指揮者の意向による)でうまく仕上がって、でもなぜか本番になると急に突っ走ってしまうのもまぁ弾いてる方からすれば楽しみの1つではあるんだけど、そういう炸裂じゃなくて、音の厚さと立ち上がりで炸裂したかったです。トランペットはいまいち。もうちょっときちんと出したい音をイメージして、それに合わせた息の使い方を研究してもらわないと。 メインはブラームスの4番。これほんといい曲ですねー。1楽章の最初から、しかもチェロのパート譜の分散和音を弾いてるだけでも、心を打たれるものがあります。でもこういういきなりメロディから始まる曲って難しいんだよね。Vnなんかは特に。アマチュアもよくこの曲やるけど、最初から満足させてくれる音で弾いてるの聴いたことないです。プロでも名フィルくらいのレベルじゃ苦しいんじゃないでしょうか。よっぽど個人個人が高い意識を持って音色に神経注いでないと。 練習の時から速くてついていけなかった3楽章は本番ではさらに速くて完璧に上滑り状態。でもそれを反省してか、4楽章では指揮者も遅めで始めてました。おっと思いましたねぇ。いいですねー、こういう地に足のついたの。北原さんは軽いのが好みって雰囲気あるけど、それだけではないと思います。最後になっても速度を上げず、堂々と歩き切るってのが、最初は馴染めなかったけど慣れるに従ってなるほどなぁと思いました。あとは4楽章のフルートのソロ。完璧。アマチュアであれだけの表現力を聴いたのは初めてです。彼女が演奏会を成功に導いたと言っても過言ではないでしょう。素晴らしかったです。 |
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■ 2002.11.26(SAT) at パティオ池鯉鮒かきつばたホール センチュリー室内管弦楽団 第16回演奏会 ロッシーニ/「アルジェのイタリア女」序曲 ドヴォルザーク/弦楽セレナード ホ長調Op.22 ドヴォルザーク/交響曲第8番ト長調Op.88 指揮:中村暢宏 |
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天下のN田先生が率いる(?)豊田のセンチュリーです。今回のホールは全然音が飛ばない、響かないホールで、最初弾いた時は感じがつかめず皆さん四苦八苦といった様子でした。ただ、ここのオケは前日の練習も本番と同じホールでやるので、ホールに慣れる時間がたくさんあるのは強みでしたね。実際何度か弾くうちにだんだんと馴染んでいって、本番にはいい感じで臨めたと思います。 僕はこのオケで弾くのは初めてだったんですけど、何回か聴いたことがあったのでイメージはつかめていました。そのイメージ通り、弦楽器が音色に乏しいです。下手とかそういうんじゃなくて、あまり意識がないというか。強弱をつけるのもそう。フレーズ作りもそう。指揮者に「フレーズの最後は丁寧に収めて」って言われると、できるんです。でもそんなこと今まで15回も演奏会をやってきてるんだから何回も言われてるはずだし、かなり基本的なことだと思うんで、言われないとできないってのはどんなものかと。管が割といい感じなだけに余計目立ってしまいます。 まぁその割には普段の練習でも団員さんから活発に演奏に対する意見が出るんですよね。そのギャップが謎です。 あと個人的には、久しぶりに会う人が何人かいたりして楽しかったですよ。チェロ科もいい感じだったし。ただ練習中に携帯で大声で話し始めるのはどうかと思うけど。 |
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■ 2002.10.20(SUN) at しらかわホール アンサンブル名古屋 第17回演奏会 ドビュッシー/小組曲 ルーセル/シンフォニエッタ Op.52 フォーレ/パヴァーヌ Op.50 ビゼー/交響曲第1番 ハ長調 指揮:松尾葉子 |
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今回のアンサンブル名古屋はフランスの人の曲ばかりでしたが、妙な和音で女性的な雰囲気な、いわゆるフランス音楽と言われるような曲はドビュッシーとフォーレの曲だけでした。ってそういうフランス音楽はドビュッシーとフォーレとラヴェルくらいだと思うんですけど、それは印象派であって、全然違う曲書いてるフランス人いるからね、サン・サーンスとかビゼーとか。なんで巷ではフランス音楽=印象派ってことになってるんだろ。 それはともかく、やっぱりこの日の白眉はルーセルだと思うんですけどね、管の人には悪いけど。曲が始まったとたんに客席が引いてくのを感じてしまったんですけどね、おまけに終わった後の拍手がどうにも不信感を漂わせていて。いいですねーこういうの。こうやって、わかるかわからないかがよくわからないような知らない曲をやってくれるの大好きです。 アンコールでやったフォーレのなんかよく知らない曲(そんなのばっかだな)のガボットですけど、昔のリュリの宮廷音楽みたいで結構面白かった。僕にとってはこういうのがフランス音楽。 |
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■ 2002.10.17(THU) at しらかわホール1階B列14番 アンナー・ビルスマ 無伴奏チェロ・リサイタル バッハ/無伴奏チェロ組曲 第1番、第3番、第5番 |
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ビルスマを生で聴くのは2回目。もう68歳だもんなー。最初の1番では音程外してる箇所が耳についてしまった。でもあの低弦のppはガット弦ならでは、ちょっと真似できん。やっぱりテンポもかなり揺らしてて、まぁ目からの情報がある分CDで聴くよりは違和感はないけど。 それにしても、相変わらず落ち着きがないというか、妙なキャラクターというか。背中丸めて年寄りくさい割には足取りはめちゃめちゃしっかりしてるし、曲弾き終わったら余韻がどうこういう間もなく調弦始めるし、3番のクラント終わって「まだ半分しか終わってないのかぁ」と大きくため息をついて笑いを誘ったかと思いきや、続くサラバンドで弦がみしみしいうほど圧力かけておいおいなにやけになってるのと心配させてみたり、何と言うかついつい応援してしまいたくなるキャラクターです。 というわけでビルスマじいさん、無事最後まで弾き切りました。そしてアンコールを3曲も弾いてくれました。そして妙に申し訳なさそうに舞台を後にしてました。 |
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■ 2002.9.16(MON) at 愛知県芸術劇場コンサートホール3階8列7番 オーケストラ・アンサンブル金沢 第18回名古屋定期公演 アウアバッハ/ゆううつな海のためのセレナード 〜武満徹へのオマージュ チャイコフスキー/ゆううつなセレナードOp.26 ベートーヴェン/ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲ハ長調Op.56 ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」 Vn:マイケル・ダウス Vc:マルタ・スドラバ Pf:アンドリウス・ズラビス 指揮:岩城宏之 |
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ほんとはギドン・クレーメルが出演する予定だったんだけど病気でキャンセル。かわりにアンサンブル金沢のコンマスの人が弾いてました。クレーメルがキャンセルしたのはかなり直前だったみたいだったんだけど、これだけたくさんの曲なのにどれも好演でしたよ、おまけに「運命」もコンマスの席に座って弾いてたし。ベルリン・フィルで弾いていたこともあるというだけあって、さすがです。残りの2人のソリストは「クレメラータ・バルティカ」っていうクレーメルが自分勝手やるために作ったアンサンブルで弾いてる人たちだそうです。こちらもうまかったです。 この演奏会はベートーヴェンのトリプルコンチェルトが目当てで行ったんですけどね、めったに生で聴けない曲だから。はるか昔に三重大オケがやったときはチェロのソリストが超へたくそで最後まで座って聞き続けるのがつらくて仕方なかったんだけど、この日のはさすがによかったです。バイオリンやピアノに比べて不当にチェロが難しい曲なんだけど、チェロがうまくないと聞けたもんじゃないので、その点ではよかった。でもねー、そうなると曲がねー、やっぱり全然面白くない曲です。冗長なんだよなぁ、1楽章無意味に長すぎるし。結局退屈で寝そうでした。 メインの「運命」が予想外に(なんて言うと失礼だけど)よかったです。余計な虚飾をしないで真摯に淡々と弾いてたところがよろしいです。1楽章はもっと外面的に炸裂してもいいのになぁとは思ったけど、2楽章なんかほんと素晴らしかったですよ。僕好みの今風な演奏。ちゃんとクレーメルのキャンセル分で1000円返してくれたし、良心的なフロントと良心的な演奏でした。 |
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■ 2002.7.14(SUN) at 愛知県芸術劇場コンサートホール 名古屋シンフォニア管弦楽団 第41回定期演奏会 ウェーバー/歌劇「オベロン」序曲 ベートーヴェン/交響曲第2番ニ長調Op.36 ブラームス/交響曲第2番ニ長調Op.73 指揮:大河内雅彦 |
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演奏会終わってからプログラム読んだんですけど、「名古屋市内はもとより愛知県内においても1・2を争う団体に成長いたしました。」って、何について争ってんだろ? てなことは置いておいて、今回の指揮者もさすがに十束さんのアシスタントをやっているというだけのことあって、練習もみっちり、自分の思い通りにオケがついてこないと気が済まなさげな人でした。十束さんよりはとっつきやすい人ではありましたが、それでも本番が近づいてくると全然モチベーションが上がってこないオケに対してかなりキレてました。 指揮者も指揮者ならオケもオケで、僕はここの前回の演奏会を客席で聴いたんですけどその時に一番気になったのがバイオリンのメリハリのないオープンな音色で、今回参加させてもらっても同じことを思ったんですけど、中で弾いてみてわかったのはその上周りに合わせようって気が全然感じられないこと。練習の時はほんとすごかったっすよ、バイオリンと木管の関係が特に顕著で、バイオリンから木管にメロディが移る(逆の場合も含む)時に全然つながりのないテンポで入ってきたりしてたくせに、木管が走っちゃっておいおいそりゃないだろとこっちが思ってるとそういう時に限ってバイオリンも負けじと突っ走り始めるし、間に挟まれて結構泣きそうに面白かった。Vnの某大先生が言っていた「あっちを立てればこっちが立たず」を地で行ってましたよ。まぁ指揮者とオケの関係もそんなとこあったけど。 周りに合わせる気がないんだったらオケなんかやっててもしょうがないと思うんですけどね、家で1人で弾いててもらってた方が。そして周りで一緒に弾いてる人のことが考えられないなら聴きにきてくれた人のことも考えられるはずがない。「お客様に対しても喜んでいただける演奏会を」なんてウソばっか書いてんじゃねえよって思います。前回みたいな変わった選曲で曲の方へ注意引かないと、オーソドックスな選曲で演奏の方へ注意がきてしまうと苦しいですね。子供じゃないんだから、自分が客だったらこの演奏聴いてどう思うかって謙虚に考えてほしいです。 |
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■ 2002.5.18(SAT) at 愛知県勤労会館 名古屋市立大学管弦楽団 第33回サマーコンサート ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」作品92 ハチャトリアン/組曲「仮面舞踏会」 ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調作品27 指揮:十束尚弘 |
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さて、かの有名な十束尚弘氏の指揮ということで僕の中ではかなり注目されていた演奏会ですが、めっちゃしんどかったですねー。あんなにみっちり練習されたらやってられません。何でもかんでも自分の思い通りにドライブできないと気が済まなさげな方でしたが、アマチュアの学生オケでしかもこれだけの難曲で、そんな思い通りいくわけないよなぁと妙に冷めてしまっていた自分。 でも指揮はカッコよかった。もう、テレビで見る小澤征爾とかさながら。天才肌で棒のテクニックもすごいなぁと。弾く方が大変で全然余裕なかったからいかんけど、あれは客として眺めてた方が楽しめたなぁ。 そして当日本番前のリハーサルも大変で、練習延長して唐揚げ弁当食べる暇ないし、本番中は半分残してある唐揚げが誰かに食べられてしまうのではないかと気が気じゃなかったですよ。その本番はさすがにアドレナリンの効用か、オケもがんばって指揮者につけていました。 しかしそれ以上に指揮者がオケにつけていたように見えました......。 |
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■ 2002.5.12(SUN) at しらかわホール 名古屋友弦合奏団 第15回演奏会 エルガー/弦楽セレナード ホ短調Op.20 アレンスキー/チャイコフスキーの主題による変奏曲Op.35a ライネッケ/弦楽セレナード ト短調Op.242 指揮:大澤美木 |
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今年で3年連続出場となる友弦合奏団ですが、今回は今までとはかなり趣を異にした選曲でした。いつもは半分を占めるバロックが皆無、流麗でメロディの美しい曲が3曲。まー似たような曲ばかりだなぁという気もちょっとしたんだけど。アンコールはイギリスの作曲家ウォーロックのカプリオール組曲、その第2楽章と第1楽章でした。 ここは僕が出させてもらっているオケや合奏団の中ではダントツでレベルが高く、年に1回の貴重な勉強の場になっているわけですが、今回はコンマスの山本友重氏。十束尚弘氏が「今日本で最高のコンサートマスターだ」と絶賛してたんですけど、まぁちょっと玄人好みかとは思うけどほんとすごいんですわ。一番衝撃的なのはpとppの区別がはっきりついてることですかね。普段アマチュアの集まりでじゃかじゃか弾いてると音は大きいか小さいかだけで(それすらついていない場合も多い、特に管楽器)、ここではpとppとか音色とか細部まで気を使わないといけないから疲れるけど、演奏の完成度も高いから弾いてて充実感がありますね。 名古屋初演のライネッケの弦楽セレナードですが、全6楽章。シューマンやブラームスと同じくらいの時代の人らしいですが、第5楽章はフーガで始まりワルツで終わる、ドイツの古典とウィーンの当時の流行を強引にくっつけてみたり、最終楽章の最後の方で1楽章のテーマを回想してみたりと、手は込んでいますが、その割にはパッとしない曲で、普段ほとんど演奏されない理由がわかったように思いました。第4楽章はひたすらチェロトップのソロで、これは素晴らしかったですねー。 そしてその横で弾いていた私ですが、いろいろやらかして隣でさぞ迷惑に感じていただろうと。アンコールでフライングしてまって拍手受けてる間中苦笑いしてたのはまぁご愛嬌(って自分で言うな)だとしても、アレンスキーの音程外したのは悔しかったですねー。楽譜出版のInternational社のOrchestra Studyとか何とかいうやつにも入っているという、酷な左手の跳躍を要求してる箇所なんですけど、練習して結構弾けるようになって「これならいける!」と思っていたにもかかわらず本番でやらかしてしまったわけで、僕もまだまだだなぁと。まぁまだ伸びしろがあるんだといい方へ考えてこれからも精進します。 |
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■ 2002.3.30(SAT) at 知立・リリオコンサートホール FK弦楽合奏団 第4回演奏会 ウォルフ/イタリアのセレナーデ バッハ/管弦楽組曲第2番 Fl:古田土明歌 パッヘルベル/カノン ボロディン/ノクターン(弦楽四重奏曲第2番ニ長調より) グリーグ/ホルベルク組曲 指揮:近藤富士雄 |
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考えてみたらここのK藤先生とももう10年近いお付き合いです。演奏会の度に声をかけていただいて、ありがたいですね。特に最近は曲数も少なく(今回もカノンとホルベルクとアンコール2曲のみ)、芸大の学生さんたちも何人かいて勉強になるし。こうやって刺激を受けることも必要です。今回は随分と自分の音程が悪い、というか周りと合わないなーと感じた。チェロの3人の音程が三者三様だったってのもあるけど、以前の方がまちょっとまともな音程で弾いてたような気がする。スチール弦より音程感に欠けるガット弦にしてまだ慣れきっていないのか、オケで弾くことが増えて弾き方が雑になってしまったのか。 アンコールはアンダーソンのプリンク・プレンク・プランクとフォーレの夢のあとに。アンダーソンのはピチカートだけの曲で以前にも何回かやったことあるんですけど、今回新たに指2本ピチカートを開発して試してみた。まぁ初めてならあんなもんかなと。 ところでFlの人は声楽もやってて、どっかのコンクールでFlと声楽の両方で入賞して特別賞もらったんだって。世の中にはすごい人がいるもんだねー。 |
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■ 2002.2.3(SUN) at 愛知県芸術劇場コンサートホール 名古屋ムジークフェライン管 第17回定期演奏会 マーラー/交響曲第6番「悲劇的」 指揮:黒岩英臣 |
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なんだかんだ言ってムジークにもこれで3年連続で出てます。最初の時は僕が最若手くらいで周りは年長者ばかり、えらいところへ来ちゃったなぁなんて思ってたけど、最近は僕より若手も増えていじめる相手も増えました。 今回のマーラー6番も最初楽譜見たときはおいおい頼むよ長いし難しいしって思ったけど、一昨年に「復活」をやってたから、やっぱ曲は違ってもマーラーの書き方の癖みたいなものもあるし、語法にはそれほど苦もなく馴染めましたね(弾けるか弾けないかは別問題)。それにその時の指揮者も黒岩さんだったからまた気合で持ってくんだろうなぁというのもわかってたし。経験というのはほんとに貴重ですね。 まぁそれにしてもこのオケはどうしてこうも熱いんですかね。やけにかっ飛ばす1楽章は本番走ったわけではなくて、練習から速かったんです。そこまでするかってくらいテンポをころころ変える2楽章はついていくのが精一杯。3楽章でようやく落ち着けても、まだそこは折り返し地点。とんでもなく長い4楽章が待っています。演奏してる側からするとほんと息つく暇もないって感じですね。4楽章で振り下ろされるハンマーはちょうど横目で見える位置だったこともあってそればっかり気になって自分の演奏どころじゃなかったです。お、お、お、下ろされた!って感じで。 ただ、気合もいいけど、やっぱ僕はマーラーの交響曲はいくら編成が大きくても室内楽曲だと思っているし、マーラー風ポリフォニーを奏者それぞれが意識して、掛け合いとかアンサンブルの楽しさにもうちょっと目を向けてもいいんじゃないかと思いましたが。 こういう技術的にも難しい曲だと自分の課題もよくわかります。とりあえず自分で一番ダメだなぁと思ったのは低い弦での高いポジションで音程が全然取れないこと、チェロのパート譜で1楽章の最後から2ページ目のやつですね(セル指揮クリーブランド管のCDではC線じゃなくてG線で弾いている!それは邪道だ)。普段やらないからなぁ、こういうの。エチュードやっててもこんなの出てこないし、今後はちょっと意識しておかないと。 |
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■ 2002.1.27(SUN) at 愛知県芸術劇場コンサートホール3階6列12番 名古屋シンフォニア管 第40回定期演奏会 モーツァルト/交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」 ストラヴィンスキー/管弦楽のためのシンフォニー R.シュトラウス/交響詩「ドン・キホーテ」 Vc:林峰男 Va:深井碩章 指揮:江原功 |
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シンフォニアは名古屋では結構有名で歴史もあるらしいオケです。僕は聴くの初めてだけど。友人が入っていて、今回は諸事情によりチケットをたくさんもらってしまったので何か差し入れでもと本番前に買い物に行っていたら、遅刻してしまいました.....。おかげでジュピターは館内スピーカーで聴くことに。うーん、弦がだいぶ苦しそうでした。 2曲目のストラヴィンスキーから中で聴くことができましたが、わけわからん曲。舞台上、楽器も持たずにチューバの隣に陣取っている謎の男が1名。しかも曲の途中でおもむろに立ち上がり、これはひょっとして歌いだすのか踊りだすのかと聴衆の注目を一身に集めましたが、チューバの上からパコッとミュートをつけただけで座ってしまいました。そして指揮者が振り終わってもまだ鳴りつづける音。こんなベストのタイミングで携帯電話が鳴るなんて。というか電源切っとけよ、ったく。 メインが楽しみにしていた「ドン・キホーテ」、林峰男と深井碩章という日本が誇るソリストの競演だし。しかし!こりゃいかにも浮かばれない曲ですね、ドン・キホーテはどこにいるんだ?って感じで、ソロの出番はあんまりありません。峰男さんは弦にかなり圧力かけて弾く人だから、近くで聴いてるとすごい力強くて無骨で惹かれるものがあるんだけど、広いところでは音が飛ばないのかも。まぁその辺は楽器の性質もあるんだろうけど。どちらかというと深井碩章さんの方が僕には印象深かったかな、渋くていかにもビオラの音って感じで。それよりも僕だけでなく聴衆全員に強い印象を与えたのは、なんと言ってもウィンドマシーン。あのヒューヒューって風が吹きすさぶ音はCDでもだけど生だと余計に迫力あります。オケもがんばったなぁって思うけど、もっとメリハリがあった方がいいと思うなやっぱり。弦はもっと大きい音を、管はもっと小さいひそやかな音を出せないと。これはアマチュア全員に言えることですが。 |
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